博物館

none-rabbits2008-11-01

九州.国立博物館に行ってきた。大学の先生に連れてって貰って、車の中でポツポツ、自分を探るように話をした。先生とは、とても境遇、と言っては言いすぎだけれど、同じように子ども時代の一時期の悪い思い出のせいで、同じような思いを抱いたことがあるから、とても心地良い静かな空間を二人の間では共有できるのだ。穏やかな会話で、同じような発見。とても気遣いしてくれる人だなぁとここ一年で分かった(知り合って一年でこんなに仲良くなるとは思わなかった)。
男性だけどね。
先生、たまに傷ついた子どもみたいな、寂しそうな目をするから、そういうの、女性は弱いと思うのよ、と心の中で独り言ちた。
夕飯に魚が食べたいと言ったら、お寿司屋さん(まわってるやつ)に連れてってくれた。普通のまわってるところとは違って、かなりグレードの高いところで、もう、あなごが美味かった…(当方お寿司に行っても、納豆巻とカンパチしか頼みません。しかも、初あなご!あなご!)先生にお寿司の食べ方を教えてもらって、今まで食べたこと無いものを中心に食べたほうがいいぜ、と助言を頂いて、ネタをみながら、「アレなんですか?」と尋ねてはとって、もぐもぐしてるのを、どう、イケる?と私の顔色を伺っていた。まるでお父さんか、お兄さんか、親戚のおじさんのような存在のようだ。決して私のことを生徒としてみていないような気がする、でも私も先生としてはみていない。
この、先生との仲のよさが、とても心地良い。気の使い方がこまめで、でも不器用で好きだなぁ。今度映画いく約束をした。
彼、と、会いたくなってきた。
会わないと、先生のこと、すきになりそうだわ、笑。